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スレイヤーズ二次創作サイトの管理人のブログです。
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2025/10/13 (Mon)
クリスマスネタ、一週間前に浮かびまして、うんうん唸りながらも、なんとか仕上がりました。
宗教批判のつもりは一切ありません。
そうならない様にと、無い頭捻りましたが、配慮が足らなかった場合は、申し分ございません。と言うしかありません。
日付が変わる一分前に、何とか打ち終わったものなので、誤字、脱字は目を瞑ってやって下さい。
足らない説明は、加筆してサイトに載せます。題名は…あれしか浮かびませんでした(^-^;)だって、話を打つのに必死で、気付いたら、ギリッギリなんですもん
これが年内最後、では無い筈なので、ちょこちょこ覗いて下されば幸いです。
前の記事で述べた、短編では無いですがネ
とりあえず、今度の更新で、TOPにある『更新日』消します。毎回忘れるなら、無い方が良いでしょう。
ブログに更新情報載せてるし。
それでは、近い内に(^_^)/~

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2008/12/26 (Fri) 雑記 Trackback() Comment(0)
「う~ん?」
暖炉の前に陣取り、本を読んでいたリナが唸る。
「どうしたんだ?」
その背後、ソファの上で微睡んでいたリナの相棒のガウリイが、頭だけを上げ、そちらを向く。
「あ~、ほら、最近、どの町もやけに飾られていて、今日なんか、頼んでもいない焼き菓子が出たじゃない?」
「お~」
まだ微睡みの中にいるのか、間延びした返事になったガウリイ。
そんな彼に、「ちゃんと聞いてる?」と苦言しながらも、リナの表情は柔らかなもの。
今更、そんな事に腹を立てる気にならないので、話をそのまま続ける。
「で、歌も聞こえるじゃない?」
「そうだな。」
どこかで集まっているのか、遠くから聞こえる歌声は、揃っていて、はっきりと歌詞までは聞こえ無いが、その旋律は厳か。
讃美歌だろう、とは思うが、リナの知っている物とは違う。それもその筈で、今、二人は、結界の外の世界を旅して回っているのだ。
フィブリゾの消滅・グラウシェラーの弱体化で、リナ達が住んでいた地域の、神封じの結界が弱まり、外の世界に行ける様になった。
と言っても、厳しい道のりに、わざわざ出て行く人間は少ない。
交流が途絶えて千年が立ち、道は無くなり、目印も無いし、地図も無いし、魔族の脅威も無い訳では無い。
が、そこは、天才魔導士と自負するリナ・インバースと、その彼女に超一流剣士と認められているガウリイ・ガブリエフだ、臆する事なく挑戦し、見事、外の世界へと踏み入れた。
それが、半年前の話。
色々な伝承、珍しい食材・伝統・風習を追い求め、気付けば、木枯らしの季節になっており、蓄えを増やしつつ、仮の住まいを求め、と、奔走し、やっと落ち着いたのが今日。
リナが、住む環境に拘り、時間が掛かったのだ。
魔導の勉強が出来、美味しい食材が有り、少しでも暖かい地域、と。
町が、何やら飾り付けていたのが、気になっていた所、掃除を終え、疲れた身体で行った食堂で、頼んでいない焼き菓子を振る舞われた。
で、何かあるのか、と食堂の人間に聞いたら、信じられない!といった視線で見られ、本を手渡された。
「悪いね、詳しく説明してやりたいが、この後、出掛けるんで、忙しいんだよ」
と、食堂の稼ぎ時とは思えない言葉に、リナは商売人の娘として、驚愕した。
そして、町の南の外れにある借家に戻り、暖炉の前を陣取り、それを読んでいたのだ。
「今日は、聖人の誕生日なんですって。それを祝って、飾り付けたり、焼き菓子食べたり、歌ったりしてるんだと思うわ」
「ほぉ~盛大だな。で、何で唸ってたんだ?」
本から得た情報から、町の様子の理由は推測出来た。
その本は、聖人の一生が書かれてあったのだ。その聖人が産まれたとされる日付が、まさに、彼女達の今。であった。
「う~ん、それがさ、聖人を身籠った聖母の話が不思議なのよ」
「不思議?」
「男の人を知らないのよ」
「ん?どういう事だ?だって、聖人とやらを産んだんだろ?相手が居なくちゃ、話にならないじゃないか」
ここに来て、やっとガウリイの上半身がソファから離れる。
内容が内容だ。無理も無いだろう。
身籠るのは、異性との交友があってこそなのだから。
「さあ?そんな事知らないわよ」
「じゃあ、誰の子供なんだ?その聖人とやらは」
「神の子らしいわ」
「はあ?神??」
肩を竦めて言ったリナの言葉に、ガウリイの表情は胡散臭さを隠そうともしない。
「あたし達の世界でも、スィーフィードナイトてあるでしょ?それと似た様なもんじゃないの?この聖人は神格化されてるけど」
「ルナさんより偉いって事か?」
「そうなるのかしら?こうして、大々的に生誕を祝っている、て事は、信仰されているのかもね」
ドラゴンさえも跨いで通る、と言われているリナが、恐れている存在であるのが、その姉ルナ。
そのルナが、スィーフィードナイトなのだ、と聞かされても、ガウリイは不思議に思わなかった。
其ほど、彼女の纏う雰囲気は、格別なものであったし、「タダで世話になろう、て言うのかしら?」と拒絶する事を許さない笑顔は、ガウリイの心臓を縮小させる程。
剣の腕は、ガウリイ並みでは無いが、洗礼されており、手合わせした際、彼に本気を出させる程であった。が、結局、彼女が持っている特別な力を使っていなかったので、それを使われたら、勝負の女神は彼女に微笑んだであろう事は、予測出来る。
そんな、ガウリイとリナにとって圧倒的な存在であるルナより、尊い人間など、二人には考えも付かない。
想像を超える聖人の存在に、ガウリイは感嘆な溜め息を吐いた。
「うへぇ」
その顔は、ルナ以上の精神的圧迫を想像でもしたのか、蒼白。
同じ事を想像したのだろう、リナの身体がブルッと震えた。
「姉ちゃんの事を考えるのは止しましょ」
「そうだな」
震える声のリナ。それに続き、震える声で答え、ガウリイはソファから身体を剥がした。
ゆったりとした足取りで、暖炉の上で温められたヤカンを手にし、近くの棚に置いてあった2つのカップに注ぐ。
その1つに、棚の引き出しに入っているチョコレートを3欠片程入れ、掻き混ぜると、部屋に甘い香りが漂う。
「ほい」
それをリナに渡し、ガウリイは彼女の隣に腰かける。
毛布が敷かれたそこは、暖炉の熱で柔らかな温もりがある。
ほぅ、と彼女の口から、溜め息が漏れた。
幸せそうな顔で、カップを傾けるリナを、ガウリイは幸せそうに見、ホットミルクを喉にゆっくりと通す。
「神さんの子供を産んだ人てのは、幸せだったのかな?」
「さあね、この本には、そこまで書かれて無いわ」
一息ついて、ふと疑問に思った事を、ガウリイは口にした。
答えを期待していなかったのか、リナの答えに、表情を変える事はなかった。
「こういう温もりを知らずに、母親になったんだろ?少し可哀想だよな」
リナの手を、柔らかく包み、ガウリイは瞼を薄く閉じる。
それを払う事なく、リナは目をパチクリとさせてから、キラキラとした目を、暖炉の火へと向け、口を開く。
「そうかしら?人の幸せはそれぞれでしょ?子供を産めただけでも、幸せと思う人も居るし、生涯を掛けて“何か“を成し遂げる事を幸せだ。と思う人も居る。神に仕えている人なら、ただ、静かに信仰しているだけでも幸せだ。て思うでしょうしね。幸せだったのか?なんて、愚問だわ」
「そうか」
静かな声だが、説得力のあるその声に、ガウリイは目を細め、隣を見る。
その視線でか、リナがガウリイを仰ぎ見る。
「で?あんたの幸せは?」
「リナ」
「知ってる」
秒速の答えに、リナは満足そうに笑い、繋がれた手を、そのまま持ち上げる。
「あたしは、欲張りなの。あんただけじゃ、幸せになれないわ。魔導を極めたいし、美味しい物たくさん食べたい。やりたい事もある」
自分の頬に、彼の大きな手をあて刷り寄せ、リナは不適に笑ってみせる。
「知ってる。とことん付き合うって言っただろ?リナが笑っていれば、オレは幸せなんだ」
「あら?あたしだけで良いの?無欲過ぎよ?」
「へ?」
「神の御子、だなんてだいそれた子供じゃなく、大事な人の子供を産む。そんな単純な幸せも、あたしは欲しいけど?」
握ったままの彼の手を、唇に寄せ、リナは微笑む。
「それは、オレの幸せでもあるぞ?そういう事なら、直ぐにでも協力するぜ?」
くいっ!とさして力を込めずとも、握ったままの手は、リナの身体を、ガウリイへと傾けさせる。
彼の広い胸に顔を埋め、リナはクスクスと笑う。
「協力は有り難いけど、今は遠慮願える?新しい文献が待っているのよ」
「え?!ちょ……その気にさせて??!」
「あたしは、今すぐ、とは言って無いわよ?協力して貰うのは、あたし達の世界に戻ってからよ。身重の身体に、無理させる気?」
「くそぅ、この小悪魔めが!」
ギュウギュウと抱き締めてくる太い腕に、リナは笑いながら身を委ねる。
★*☆*★*☆*★*☆*★*☆
という訳で!
滑り込み、クリスマスネタです!
メリクリ!

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2008/12/25 (Thu) 雑記 Trackback() Comment(0)
また更新日忘れてたwww
もう、これ恒例ですね…
[待ち人]シリーズ、中坊編として、ボケボケガウリイを書きたいのですが、オチが無さそうなんで、止めます。
オチが思い付いたら、話は別ですがね。
さて、次の更新ですが……何になるか分かりません!!
[待ち人]シリーズは、ガウリナになると、長くなりそうだし、お題は……話の目処が付かない(-_-;
短編を一つ書いているので、多分、これが更新される可能性が濃厚。
で、神様降臨したら、クリスマスに合わせた話。
それと、ガウリナばすけっと様への投稿も……出来ればな。と。
クリスマス商戦は……考えたくありません(-_-;
不景気だもの

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2008/12/10 (Wed) 雑記 Trackback() Comment(0)
[待ち人]シリーズ外伝、ルクミリ出会い編を更新しました。
後書きにも書きましたが、知らない人に付いて行かない、その逆、知らない人を不用意に乗せない様に。
ルークの立ち往生理由、ありえない!!とお思いでしょうが、管理人の体験談です・・・orz
10年程前の話、まさに、ルークと同じ状況に陥りました。で、電話で親を呼びましたが、どんなに話しても、鍵を抜いてどこかに落とした。と思われ、もどかしい思いを・・・そして、理解を得ないまま話は終わりました・・・
ビックリですよ、本当!!後輪に付けるリング状の鍵、ありますよね?それが、鍵を掛けて、さあ抜こう。としたら、無かったのです。
暫く呆然とした後、音がした辺りまで徒歩で戻り、探しましたが、見つからず、まだうら若き頃だったので、通りすがりの車から、お兄さんが「どうしたの?」と聞いて下さいましたが、そこは、笑顔でかわしました。だって、チャライ感じがしたんですもん。
で、諦めて親を呼んだ、という・・・
さて、12月と言えば、恋人には欠かせないイベントがある訳ですが、今まで、季節に合わせた話、というのを書けないでいたので、書けたら・・・と思っておりますが、今の所、ネタの神様は降って来ていません。
なので、期待しないでちょこちょこ覗いて下されば、幸いです。

↑これ、今描いているイラストの一部です。
年明け位にお披露目出来ると思いますが、断定はしないでおきます。
自分で勝手に締め切りは決めているんですがねwww
予定通りになるか、賭けをしたいのですが、構想を明かすのはつまらないので、完成までお待ち下さい。5000HITの記念でも良いけど、いつになるのか分からないので、それは止めておきますwww

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2008/12/10 (Wed) 雑記 Trackback() Comment(0)
3000HIT有り難うございます♪
今更…ですよねι
何かお礼出来れば良いのですが、ご覧の通り、通常の更新でさえ滞っていますので(^^;
人気あるサイト様で、回転も良いのに、キリバン受けてる方を尊敬します†
とりあえずの自分の目標は、サイト止める時は、長編物の放置をしない。なので、気長に更新をお待ち下さい。
自分、ネット暦が二年なのですが、ガウリナサイト様を巡り、更新止めてしまった方の、長編の続きが放置されてるのを見、もどかしい思いをしたので、それだけはしない様に。とサイト立ち上げの時に誓いを立てたんです。
現在、お題の続きが放置されてますが(汗)続きが難しくて、当分更新が難しい(笑)
まだ一年も経っていないのに、止める話をするな、とお思いでしょうが、書きたい話はあるので、暫くはその予定はありませんので。(^^)
楽しくなって、何年もやるかもしれないしネ★
まずは、出来る事からコツコツやっていきます!!
こんなのどう?とかあったら、メルフォ・ブログへのコメントをご利用下さい(^^)
拍手管理出来る様になりましたら、また復活させます……いつになるか分からないけれども(´・ω・`)

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2008/12/08 (Mon) 雑記 Trackback() Comment(0)
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